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第2話
M様ストーリー
女性でいられる喜びを
3人のお子様と優しいご主人様の話をいつも楽しそうにされていたM様。
バストケアのきっかけは子宮の病気にて全摘出された事でした。
でも子宮全摘出が持つ大きな意味を知ったのはケアがご卒業に近づいた施術中でした。いつも明るく、元気な笑顔のM様。
家事・育児・仕事・介護とお忙しいはずなのに、毎週電車で他県から通って下さってました。
その日の施術中はいつもと様子が違っていました。何だか真剣と言うか・・・。
そして本音を話して下さったんです。ご主人様はとっても優しい方。仲が良いのも伝わってきていました。
でも、M様は子宮全摘出されてから自分自身が女じゃ無くなったようで優しいご主人様の言葉も
慰めにしか聞こえなくなってしまったようでした。
そんな中、ご主人様の単身赴任が決まり溝が深くなっていったようでした。あの元気な笑顔の裏で、一人お悩みだったんだ・・・。
誰にも言えずずっと一人で抱えてきてたんだ・・・。
その日を境にM様はご自分の本心や出来事を沢山話してくださるようになりました。そしてバストの変化と共に、プライベートでも嬉しい事が・・・。
ご主人様にご自分の本心を話せたようでした。「今まで主人に自分が壁を作ってきたけど、
自分のバストが育ってる事で私は女なんだと思えるようになったの。
子宮は無くなったけど女じゃ無くなった訳じゃないのよね。
バストケアってすごいね。主人ともう一度昔みたいになれそうよ。」いつも以上に明るいあの日の笑顔は今でも忘れることはありません。
そして最後に頂いた手紙。そこにはこんな事が書かれていました。「沖縄にも私と同じ病気で同じように悩んでる女性が沢山いると思うの。だから応援してるね。
沖縄の女性は幸せだね。」別れの寂しさや、旅立ちの不安を掻き消してくれたM様からの励ましでした。
M様へ
お子様達も大きくなったんでしょうね。
笑顔の奥に隠された悲しみがあることを教えて頂き感謝致します。
ご家族とお幸せに。