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第1話
Ⅰ様ストーリー
バストは人生を変化させる
私より年上で落ち着きと気品を感じるⅠ様。
初めてご来店頂いた時、笑顔も会話もほとんどありませんでした。
目を見ても視線を逸らすI様に怒っていらっしゃるのかな?とも感じました。お客様の価値観も、お客様のバストも十人十色。
余計な会話や雑談を好まれないお客様もいらっしゃいます。
またバストも顔と同じで形・症状も様々です。私がやるべき事は、お客様がお悩みのバストケアを全力で行う事。
そうして、I様のバストケアが始まっていきました。光豊胸は安定するまで週1回のご来店が必要です。
I様は毎回時間通りご来店され、ケア中も黙っていらして、足早に退店される。
それの繰り返しでした。
会話は無くとも、I様の時折見せて下さる笑顔や、下着の変化に心が満たされたのを覚えています。
しかし、I様から感じる大きな壁は薄くなっても、無くなったと感じる事はありませんでした。そうして迎えたご卒業の日。
今まであんなにご自分の事を話したがらなかったI様が話して下さった事は
今でも私の心に焼き付いています。最愛の人の死。その悲しみから過食に走り、益々心を閉ざしてしまった過去。
その時を支えてくれた友人・・・。
バストケアを始めてから自分の中で何かが変わり出した。
そして、支え続けてくれた友人を受け入れることが出来るようになり、
今では最愛の恋人へとなったんです・・・と。私は効果を出すことに専念していただけです。
バストの変化と共に、I様の生き方にも大きな変化があっていたなんて・・・。
お話を伺いながら涙が止まりませんでした。I様との出会いによって私の中でバストケアがもつ大きな力を実感しました。
そして、この仕事を天職とする。バストケアを追求する。と決意しました。そしてもう一つ決意出来た事。
それは沖縄で開店したいと言う事です。不思議なんですが、I様が恋人と良く行く場所が沖縄だという事でした。
沖縄の良さもその時沢山話して下さいました。
私はI様の話に背中を押されるように沖縄へ視察に行き、
それから約1年後沖縄にてブロッサムを開店させて頂きました。I様へ
その後いかがお過ごしですか?
あの日のI様の涙は今でも忘れません。私の人生に大きな役割を下さった事感謝致します。
ありがとうございました。